座談会『ゴミ出しルールについて』を開催しました

 


フォレストヒルズ自治会 令和7年5月度
座談会『ゴミ出しルールについて』

  • 日時:R7.5.25(日) 11:00~11:50
  • 出席者数:7名

議事録

1. 開催目的・背景

自治会におけるゴミ出しに関するカラス被害、回収日違い、分別問題が毎年発生している現状を踏まえ、明確なゴミ出しルールの不在という課題を解決するため、問題点の洗い出しと改善案の提案を目的として座談会を開催した。

2. 議題と主な内容

2.1. ゴミ出しルールの現状と問題点

  • 明確なルール資料の不在: 自治会として明確に定義されたゴミ出しルール資料が残っておらず、現状として無いに等しい。過去に回覧板で周知された可能性はあるものの、徹底されていない。

  • ゴミ出し時間の不徹底: 横浜市が定める「朝8時までに出す」というルールが徹底されておらず、回収後にゴミが出され、未回収となる事例も見受けられる。

  • カラス被害: 自治会内の全ゴミ集積場でカラス対策ボックス(カラスいけいけ)を導入したことで被害は減少傾向にある。ゴミ集積場③のお試し設置時当初は設置の仕方によっては隙間からゴミを引っ張り出す被害があったが、今はない。カラスいけいけにしてもカラス被害がある場合は、資源循環局 旭事務所からは、プラスチックボードの取り付けやネットの併用などで対策している地区もあると助言された。

  • 未回収ゴミ・分別問題: 回収日違いのゴミや分別されていないゴミが見受けられ、特に外部の住民による投棄が多いとの認識が共有された。

  • ゴミ掃除当番の認識不足:

    • ゴミ掃除当番の具体的な役割(何時までに何をすべきか、未回収ゴミの対応など)が住民に周知されていない。

    • 現在のゴミ掃除当番が誰なのか、住民が把握できていない。

    • 当番制は2002年9月1日から開始された。当番ノートは存在するが、記録は任意。

    • 当番の物理的な困難さ(例:仕事で朝早く夜遅いなど)も課題として挙げられた。

  • ルール周知の課題: 回覧板での周知は、見る人とゴミを出す人が異なる場合がありそう(例:妻が見て夫がゴミ出しするなど)。

2.2. 提案された改善策・検討事項

  • ルールの明確化と周知徹底:

    • 「残されたゴミは原則ゴミ掃除当番が持ち帰る」ことを改めて周知する。

    • ゴミ回収後、ネットを毎回きちんと畳むことを徹底する。

    • ゴミ出しに関する勉強会やゲーム(クイズ)形式の周知活動を企画し、基本的なゴミの出し方を再確認する場を設ける。

    • 市の配布資料などを活用し、ゴミ出しルールを再周知する。

  • ゴミ掃除当番の仕組み改善:

    • 誰がゴミ掃除当番か分かる仕組みを構築する。

      • 棟番号などでナンバリングし、対応表を住民に配布または自治会ホームページに掲載することを検討する(個人情報保護に配慮し、氏名ではなく番号を使用)。

      • 電子回覧板での情報共有も活用する。

    • 当番の引き継ぎや交渉の仕組みを検討する(例:都合が悪い場合は次の当番と直接交渉する)。

    • 当番が物理的に不可能な場合の代替案を検討する(例:町内でのボランティア募集、外部委託の可能性)。

  • 外部からのゴミ投棄対策: 監視カメラやダミーカメラの設置を検討する。

  • ゴミ置き場の改善:

    • ゴミを出しづらい心理的な環境を作るため、回収後のゴミボックスを畳んできれいに片付けることを徹底する。

    • 物理的にゴミを出せない仕組み(鍵付きボックスなど)も理想としては議論されたが、鍵の管理や残置ゴミの対応など、運用上の課題も認識された。

3. 今後のアクション・結論

  • 即時実施事項:

    • 残されたゴミは原則ゴミ掃除当番が持ち帰ること、およびゴミ回収後にネットを毎回きちんと畳むことを改めて住民に周知する。

  • 継続検討事項:

    • ゴミ掃除当番が誰か分かる仕組み(ナンバリング、対応表、電子回覧板活用など)の具体的な方法を検討する。

    • ゴミ掃除当番の物理的な困難さに対する代替策(交渉、ボランティア、外部委託など)を検討する。

    • 外部からのゴミ投棄対策(監視カメラなど)について検討を深める。

    • ゴミ出しルールに関する勉強会や周知活動の企画も検討する。

本座談会を通じて、ゴミ出しに関する多くの課題が共有された。根本的な解決には、ルール整備だけでなく、住民間のコミュニケーション促進と個々の意識向上も不可欠であるとの認識が共有された。



投稿者:会長

コメント