支えあい連絡会に出席しました

令和7年度 第1回 上白根地区 支えあい連絡会

  • 日時:R7.5.7(水) 16:00~17:00
  • 出席者:会長

次第

1 会長選出

鈴木 載代さん(上白根地区社会福祉協議会 会長)
※重任。任期2年。
→ちなみに新会長のご指名により当自治会会長(私)が副会長をやることになりました。

2 令和7年度の3委員会について

下記の3つの活動員会のメンバ確認
  • あいさつ活動委員会
  • 見守り活動委員会
  • 防災活動委員会

3 地域福祉保健計画地区別計画について

第5期旭区地域福祉保健計画(きらっとあさひプラン)の作成について、横浜市旭福祉保健センター生活支援課長 大塚様より説明

4 地区別計画策定のスケジュールについて

 第5期計画策定

  • 5~6月 アンケート、素案策定
  • 7~8月 原稿案の策定、写真の選定
  • 9月 原稿確定、提出

 第4期取り組み

  • 5~8月 各委員会にて取り組みの継続、推進
  • 9月 各委員会より取り組みの中間報告

5 第5期地区別計画策定にあたってのアンケートについて

アンケート用紙配布(回答期限:5/15)

6 近況報告

フォレストヒルズ自治会会長より近況報告



会議の内容は以上の通りです。

……と言ってもよくわからないと思いますので、「支えあい連絡会」とは何なのかから説明したいと思います。

「上白根地区支えあい連絡会」とは

組織構成

上白根地区の地域福祉保健計画を推進する組織で、下記団体から選出された代表者で構成されます。
  • 地区社会福祉協議会
  • 旭北地区民生委員・児童委員
  • 上白根地区民生委員・児童委員
  • 保健活動推進員
  • 青少年指導員
  • 上白根連合自治会
  • 四季の森小学校地域防災拠点運営委員会
  • 旧上白根中学校地域防災拠点運営委員会
  • 上白根町内会
  • ひかりが丘団地自治会
  • 西ひかりが丘団地自治会
  • ハーベストタウン町内会
  • フォレストヒルズ自治会
  • 旭区老人クラブ連合会ひかりが丘支部
  • UR都市機構 東日本賃貸住宅本部 神奈川エリア経営部
  • URコミュニティ西ひかりが丘団地管理サービス事業所
  • 横浜市高齢者住宅生活援助員派遣事業(LSA)
  • 神奈川県立横浜旭菱高等学校
  • 横浜市立上白根北中学校
  • 横浜市立四季の森小学校
  • 四季の森幼稚園
  • 横浜市ひかりが丘保育園
  • 土地と愛子ども家庭保育所第2
  • 上白根大池公園こどもログハウス
  • 児童家庭支援センターおおいけ
  • 生活介護事業所カプカプ
  • 社会福祉法人白根学園しらねの里
  • 社会福祉法人白根学園しらねの里・げんき
  • 社会福祉法人偕恵園 偕恵シグナル
  • カワセ薬局 ひかりが丘店
  • 佐枝薬局

コア会議メンバ(計画立案や各活動の取りまとめを行う中心グループ)
  • 会長(上白根地区社会福祉協議会会長)
  • 副会長(フォレストヒルズ自治会会長)
  • 上白根連合会長(兼 四季の森小学校地域防災拠点運営委員会会長)
  • 上白根町内会事務局長
  • ひかりが丘団地自治会会長

地域福祉保健計画とは

それでは、支えあい連絡会で推進する「地域福祉保健計画」とは何かというと、社会福祉法第107~109条に基づく「地域福祉計画」に位置づけられるもので、横浜市ではこれに保健計画(健康づくり・予防・生活習慣)を統合して「地域福祉保健計画」としています。

ちなみに社会福祉法の内容は次のようになっています。

条文 内容 意義
第107条 地域福祉の推進に関して市町村および都道府県が「地域福祉計画」を策定する努力義務を持つ。 法定計画であり、行政における基本的な責務の一環。
第108条 地域住民の福祉ニーズを踏まえ、関係機関・団体と協働して策定すべきことを規定。 住民参加・協働型計画であることの明示。
第109条 地域福祉の推進に当たって、民間団体や社会福祉法人等との協働体制の重要性を明記。 地域社会全体で担うべき課題であることを示す。

計画および計画推進体制は、「市計画」の下に18区それぞれの特性に合わせた「区全域計画」、さらにその下に各地区の特性に合わせた「地区別計画」という3層構造となっています。
市が理念と全体方針を示し、区が地域特性に即した施策を設計し、地区が実践によって形にすることで、行政施策と住民参加の両輪で持続可能な福祉社会の実現を目指しています。


旭区・上白根地区の場合

区分 計画名 策定主体 対象範囲 役割
市計画 横浜市地域福祉保健計画(よこはま笑顔プラン) 横浜市健康福祉局 横浜市全体 福祉保健施策の基本理念と共通目標を提示し、全区の方向性を統一
区全域計画 旭区地域福祉保健計画(きらっとあさひプラン) 旭区役所・社協 区全域 市の計画に即し、地域課題を区レベルで再構築し重点方針を具体化
地区別計画 上白根地区地域福祉保健計画 上白根地区支えあい連絡会 各地区 区の方針を踏まえ、地域特性に応じた実践的な活動を計画・展開

市計画は5年単位で見直されており、今期(R6~R10)は第5期となっています。区計画(区全域計画+地区別計画)の方は来年度(R8)から第5期目となります。

上白根地区福祉保健計画(第4期)

現在(第4期)の上白根地区の地区別計画は次の通りです。

私たちが描く地区の未来図

『ともに声をかけ合い、ともに助け合い、ともに考え、ともに育ち、ともに生きる街』

取組目標

  • 目標A)地域全体で協力して『あいさつ』活動
  • 目標B)地域全体で協力して『見守り』活動
  • 目標C)地域全体で協力して『防災』活動
  • 目標D)地域で暮らす人々が支えあい助け合う地域の実現

今年度の活動

今年度、上白根地区支えあい連絡会では、
  • 第4期の取り組み(最終年度)
  • 第5期の計画策定
が主な活動となります。
というわけで今回はこのキックオフ会議だったわけです。

上白根地区支えあい連絡会の実状

支えあい連絡会のメンバーを見ても分かる通り、地域と繋がりのある多くの団体が参画していますが、活動実態としては横のつながりがほぼなく、各団体が日頃独自に行っている通常業務内の活動のみにとどまっています。言い換えればつまり、各団体が日頃行って下さっている福祉や保健に関わる活動を、支えあい連絡会としての取り組み及び成果にもさせてもらっているというわけです。
では支えあい連絡会としては何をしてるのかと言うと、会議を開催するぐらいで、独自の具体的な活動はほぼありません。(独自の活動と言えるのはあいさつ活動のポスターを制作したぐらい)
はっきり言えば、この支えあい連絡会は、地区別計画の推進組織としての体裁を保つだけの組織となってしまっているわけです。

昨年、会長に成りたてで、まだ支えあい連絡会とは何なのかも知らずに初回の会議に出席したとき、出席者が一人ずつ順番に、各々が日頃業務として行っている活動の近況報告をして会議終了となったので、この会議はいったい何だったんだ?とモヤモヤしていたら、また後日、各活動委員会の会議にお呼びがかかった際に「日頃の活動・業務の中から、今期の目標である『あいさつ』『見守り』『防災』に当てはまる取り組みをご記入ください」というアンケート用紙を受け取って、日頃の活動を目標に当てはめるって何??目標達成のための活動が計画されてるんじゃないの???と、さすがに意味がわからないと、この「支えあい連絡会」とは一体何なのかと、ケアプラの方に質問したところ、本来あるべき姿ではないことはわかっているが残念ながら現状の実態としては前述の通りなのだと説明を受けました。
こうなってしまった事情はいろいろあるようですが、せっかく地域福祉に関わるステークホルダーがこれだけそろっているのに、名前に反して全然支えあえていないのは非常にもったいないですよね。

というわけで、昨年途中からコア会議メンバに入れて頂き(というか参加して欲しいと頼まれたので快諾し)、来期計画では横の連携を強化……する前にまずはとりあえず繋ぐところから始めていきたいと考えています。
もちろん当自治会とも。

投稿者:会長

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