電子回覧板の参加者100人到達🎊
会長です。
昨年度に電子回覧板の試験運用を開始してから約一年、参加者数が100名に到達しました🎉
世帯数でいうと91世帯、参加率72%です。
皆様のご協力もあり試験運用中も特に大きな問題もなく、今年度より本運用を開始することができました。ありがとうございます。
少し個人的な裏話となりますが、実は10年ほど前にも電子回覧板をトライしてみてはどうかと、当時の会長さんに進言したことがあったのです。
その進言について、ちゃんと役員会で取り上げて検討して下さったのですが、結果は、つまりそういうことで、理由は確か下記のような感じでした。
- インターネットを全員が使えるわけではない
- 個人情報漏洩のリスク
- 回覧板を回すことで高齢者世帯の安否確認をしている
確か当時はスマホが急速に普及し始めた頃で、TwitterやFacebookなどのSNSもだいぶ普及していた頃だったと思います。LINEも確かこの頃ぐらいから急速に広まっていったと記憶しています。
すでに多くの人がインターネットを利用しており、時代的には電子回覧板を始めるには早すぎるというわけでも決してなかったと思うのですが、多様な人々が暮らすローカルなコミュニティとしてはまだまだ、特に今始める必要もないという意見も多い時代だったとも思います。
そういう私も断られてまで押し通すほどの熱意も意欲もなく、見送りとなった理由にも一応納得しつつ、潔く諦めました。
あれから10年。
昨年、会長に当選しましたと告知を受け、まじかーといっとき落ち込んだのも束の間早々に考えを改め、どうせやるなら会長権限で思い通りやらせて頂こうと(実際は権限などないのですが)、半ば強引に電子回覧板の試験運用を開始させて頂きました。
時代が変わったことも確かにあるでしょうが、それにしても反対意見も苦情も一件もなかったことについては、正直多少の驚きと戸惑いを感じています。
それどころか冒頭で申し上げた通り、現在およそ7割の世帯が参加して下さっていますので、そういった経緯もあってなかなか感慨深いものがあります。
しかし、10年前に言われた電子回覧板の見送り理由は、今となってはやらない理由となるかどうかはさておき、課題であることには変わりないと思っています。
従来の紙の回覧板は、希望される方がいる限り今後も運用を続けて参ります。
また個人情報保護につきましても十分に配慮して参ります。
高齢者の見守りに関しましては、そもそも月一の回覧板がその機能を果たせているのかということは別にしても、現在は当自治会の高齢化問題についても考えていかなければならない時期にきていると思いますので、別途検討していきたいと考えております。
それと最後に、電子回覧板を含むデジタル化関係の業務ですが、会長が変わってもずっと私が担当していこうと思っていますので、いつか役員になったときにどうしようと不安に思われている方はどうぞご安心下さい。(仮に私や代わりの人ができなくなってもデジタル化をやめて元に戻せばいいだけですので)
投稿者:会長
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