座談会『防犯について』を開催しました
フォレストヒルズ自治会 令和7年10月度
座談会『防犯について』
- 日時:R7.10.19(日) 11:00~11:40
- 出席者数:7名
- アドバイザー:旭警察署ひかりが丘交番 菅原様
議事概要
1. 座談会の背景・関心事項
テーマ: 防犯について
問題意識: 今年に入ってから、自治会内で不審車両の報告、怪しい屋根補修業者の報告があった。
住民の関心: 昨年度の住民アンケートで、防犯に対する関心は高いことが分かった。
対策状況: 防犯対策が必要と思いながら「できていない」世帯も多いことがアンケートで判明。
自治会への期待: 今後特に自治会に期待する活動として、「防犯」や「防災」が最も高かった。
生活サイクル: 住民アンケートによると、平日の日中(19時までのいずれかの時間帯)に家に誰もいなくなる時間帯がある世帯が最も多い。
対策実施状況: 戸締り・侵入対策、特殊詐欺対策について、「十分とは言えないが対策している」が半分程度で、「対策しないといけないと思っているがしていない」世帯が3〜4割を占める傾向がある。
2. 旭区・神奈川県警からの情報提供(ひかりが丘交番・菅原様)
特殊詐欺の状況:
特殊詐欺の被害件数・被害額は、自転車盗などを除くと多い。被害額は数十億円規模で推移している。
手口は「キャッシュカードを家に取りにきて渡しちゃうタイプ」や「投資詐欺」「還付金詐欺」「架空請求」などがあり、地域というより全国的な問題。
対策として、「知らない電話番号には出ない」ことや、留守番電話設定が有効。+(プラス)から始まる電話番号は海外からのものなので出ない方が良い。
業者(水道、ガス、電気、やね塗装など)を装った飛び込み訪問も多い。怪しい業者が来たら断ること、その場で契約せず、本当に必要な場合は後で検討することが重要。
空き巣・泥棒の状況:
空き巣は年末にかけて多くなるので、戸締まりをしっかりする必要がある。
戸締まりをしていても窓ガラスを割って侵入してくるため、窓の対策やセンサーライト、ダミーでも良いので防犯カメラの設置などが有効。
自治会内での空き巣の発生は近年聞いていないが、昔(20年以上前)の夏祭りの晩に、住民が不在の間に空き巣被害があった事例が語られた。
空き家を狙った泥棒が空き巣以上に多いが、フォレストヒルズ自治会内には空き家はない。
交番の活動:
ひかりが丘交番は、上白根町・中白根の半分までなど広い範囲を担当している。パトカーでのパトロールもこの地域を回っている。
最近は警察官による個別訪問を重点的に行っており、住民にチラシを配布し、状況確認をしている。
交番には通常1〜2名勤務だが、事件・事故対応やパトロールで不在のことも多い。OBの方が日中(8:30~15:45頃まで)いることもある。
交番が不在の場合は、設置されている電話で警察署に繋がる。
3. 自治会として取り組むべき防犯対策
情報発信・共有:
自治会としてできることは、「何かあった」という情報を発信・共有することが有効。
自治会LINE(126世帯中約100世帯が接続)で何かあった時に発信することや、警察・自治体からくる防犯メールのような情報を中継することが有効。
住民への呼びかけ・注意喚起:
玄関対応は「チェーン」やドアホンで確認してから開ける。高齢者の中にはいきなり開けてしまう人がいるため注意が必要。
小さな子供には、留守番中に人が来ても「出ない」ことや、電話で家族の情報を聞かれても「言っちゃだめだよ」と教えることが重要。
その他:
特殊詐欺対策のチラシなどの資料は、神奈川県のホームページに掲載されている。
AEDは交番の表側に設置されており、警察官が不在でも使用可能(使用後に交番へ報告すれば良い)。
認知症などで自宅を勝手に出て行ってしまう人対策として、役所が把握している「コード」のようなものがあり、これを杖などにつけておくと、発見者がコールセンターに連絡できる仕組みがある。
- R7.9.28(日) テーマ「高齢者見守りについて」
- アドバイザー:ひかりが丘地域ケアプラザ 生活支援コーディネーター 松村様
- R7.8.31(日) テーマ「子供・子育てについて」
投稿者:会長
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